園長挨拶・21世紀の教育 更新日:2010. 1. 27

更新日:2010. 1. 27

21世紀に向けてどのような考え方を基本において教育に取り組めばよいのでしょうか。私は英語教育者として教育に長年関わってきましたので、英語教育の観点から一言述べさせていただきます。

英語教育というと他の教育分野から独立して存在しているように思われるかもしれませんが、決してそうではありません。当学園の教育の最終的な目標は、国際社会の中で堂々と自分の立場を主張し、相手の主張にも耳を傾けながら、相手に自分を理解してもらえるように明確に自分の意志を伝えることが出来る人間の育成です。

そのためにはまず自分の足で立ち、考え、自分の意見を持ち、説得力のある話術、語学力を修得しないといけません。そうするためには普段から幅広い知識と視野を身につけておく必要があります。英語は今や世界言語になっていますが、英語を修得するだけでなく、同時にしっかりとした考え方を持たないと意味がないと言って良いでしょう。

英語を修得すること自体が目的ではなく、英語は国際社会の中で意志疎通のための必要不可欠な道具であるが故に日本語と同じように自由に使いこなせる必要があるのです。英語を学校の教科の一つと考えるのは止める時が来ているのではないでしょうか。

現代の情報革命は産業革命以上のインパクトを持っているといわれます。実際インターネットによって手に入る情報の多さには驚かされますし、電子メールを使った交信、インターネット上でのリアルタイムの交信にはボーダレスの時代が既に到来していることを実感せざるを得ません。インターネットの世界での主要な言語は英語であることは言うまでもありません。

情報、金、物が自由に世界中を飛び回る時代にあって、日本のあり方、教育のあり方が現在厳しく問われています。これから育っていく若者はこの時代の変化を読み取りながら、的確に対応していく必要があります。もちろんすべての人に同じ事を要求するつもりはありませんし、必要もありませんが、この分野で活躍出来る多くの若者を育てることが今必要とされています。得た情報をどのように整理し、考え、活用していく能力が問われる世の中になっています。知育偏重の教育ではもうこれからの社会には対応出来ません。

教育者である親、教師がまずこのような現状を理解し、将来をよく見通し、世の中の動向をしっかりと把握しながら、このような時代にたくましく対応して生きて行ける若者を育んで欲しいと願っています。最初は小さな流れでも次第に大きな流れとなり、本流になっていくと信じています。皆さん、先ず出来るところから一緒にやろうではありませんか。

学園長 中山進

略歴:日米会話学院卒、法政大学中退、ウェブスター大学留学(主に教育学)、日本大学英文科卒、カルフォルニア大学リバーサイド校留学(英語教育法)、通訳、英会話講師、大学受験予備校講師、1983年CIC設立。現在NPO法人CIC英語幼児園理事長
北九州国際交流団体ネットワーク会員、NPO法人次世代支援Glocal Net会員

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