CIC英語幼児園(若松校・小倉校)は、英語で楽しく園生活を送りながら社会性を身につけます。2歳児のプリスクール【プレスクール】・母と子の英会話ペアスクール

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「あまえ」による子育て法

2010年10月15日

10月6日 に新水巻病院にて「あまえ」について、高知県立中央児童相談所の澤田敬氏の講演があり、中山と職員2人が参加しました。
「あまえ」は土居建朗氏の「甘えの構造」が良く知られていますが、土居氏の「あまえ」は「大人のあまえ」であり、子どもの「あまえ」とは行動学的にかなり異なるとのこと。
澤田氏は「あまえ」は子育てに必要なものと考えています。西洋社会では、早い段階から、例えば生後4カ月になると子どもと親が別の部屋で寝るなど、子供の自立が子育ての目標になる場合が多いのですが、日本では添い寝や親子での入浴などかなり長い間、日本で言うスキンシップが続きます。 澤田氏の話だと、日本的な「あまえ」の英語の適訳はないとのことですが、「あまえ」の定義は、辞書によると
amae; a tendency to depend too easily on somebody who is close to and older than one, such as one’s parent, teacher, etc. New College Japanese-English Dictionary, 4th edition (C) Kenkyusha Ltd.( 親や先生など身近な人や年上の人にあまりにも簡単に頼りすぎる傾向)   甘えの解釈はたぶん人それぞれではないかと思いますが・・・・

英語には、spoil, indulge, pamper, humor などがありますが、良い意味では使っていないようです。日本では「あまえ」が受け入れられ、西洋では「あまえ」が、自立の邪魔をするものと考えられているのではないでしょうか。日本では「あまえ」は受け入れられるべき親子間の愛情であり、必要なものと考えられているようです。

澤田氏によると、あまえを知らずに育った子は親になった時、自分の子供に対しても、厳しくしつける傾向があり、子どもは親の愛情を十分知らずに育ち、またそれが次の代へと継承される。澤田氏の資料「歩いてきた道の物語写真」から引用すると、

人間は出生時からいろいろな経験をして、心の中に自分なりの物語を作り、それを心のカメラで写真に撮り心のアルバムに貯めている。その物語写真が表象(representation)である。 人は出来事に遭遇すると、その出来事に関連ある物語写真が浮上する。父母は子どもを前にすると、その時の気分に沿った自分の子供の時代の物語写真が浮上し、それに操られて行動を取る。世代間伝達である。

子供時代にDVを受けた人は、自分の子どもに対して暴力を振るう傾向があると良く言われていますが、あまえも世代間伝達します。あまえの物語写真が心のアルバムに貯まるのです。

小さい時にたくさん親の愛情をもらい、いつも守られている、ありのままの自分を受け入れてくれると感じ、育つ子は、叱られてもすぐに立ち直れるし、我慢すること、人に迷惑をかけてはいけないことを学んでいきます。叱られているのは、自分自身ではなく、悪いことをしたその行為であること、親の子への愛情は叱る前と叱られたあとでも変わらないことを子供が確信できれば前へまた進んでいけるのです。家庭は唯一自分を受け入れてくれるところであり、愛情を受けてまた翌日への活力を蓄えることの出来る場所である必要があります。
特に教育レベルの高い親の中には、子供が早く自立することを願い、厳しくしつけをする人がいるそうです。親の愛情をたくさんもらえなかった子どもの中には、大きくなってからでも赤ちゃん返りすることがあるそうです。その時に受けとめてやれるか、やれないかで、子どもの成長にまた影響が出てきます。小さい時に厳しく育て過ぎたと思われる人は、子どものこのサインに気が付くことが大事です。いつになっても子どもはあまえたいものかもしれません。親の愛情を感じることができれば、子どもはまた元気に毎日を過ごせるようになります。

CICでは外国人職員と日本人職員が、園の活動に参加しています。外国人職員は子供達を自分達と対等の人間として扱っているように見えます。早く自立出来るように手助けしているのでしょう。日本人職員はお母さん的な役割を果たしているようで、甘えも受け入れながら、自立へと導こうとしています。文化の差が出ているようです。
CICは英語教育に力を入れていますが、子供にはそれを感じさせない、自然に楽しく英語の基礎を学んでもらえるような環境づくりに努力しています。 英語を話せる親は家庭でも英語を自然に使って頂ければそれでよいですし、英語が得意でない親は、子供と同じレベルでまたは、ひとつ謙虚に子供から英語を教わる態度があれば、家庭での英語教育もうまく行きますし、親子関係もとてもうまくいきます。子供にとって親は自分よりはるかに上の存在です。何をやっても親には勝てません。でも、英語は私のほうがお母さんより知っていると感じられればそれはすごい自信につながると思います。
子どもの性格、適正、能力はそれぞれ違いますが、あるがままに子どもを受け止めてやれる親はすばらしいと思います。

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